「大切な人には良いものを」
当たり前のことのようですが、この当たり前にこだわり続けていきます。
・だから、安心、安全にこだわり、厳選した食材のみ使用しています
・だから、大人の方にもお選びいただけるスイーツ作りを心がけています
・だから、ご贈答用の包装、ギフトラッピングにも丁寧に対応しております
オーナーパティシエールの北澤です。自己紹介にかえて、プリンの思い出をちょっぴりだけお話しさせてください。
よくお客様から、「なぜプリンを作ろうと?」と言うご質問を受けます。
お話は、私がまだ子供だった昭和の中期まで遡ります。
私は、今の時代からは想像もつかないほどのスパルタ教育で育ちました。
今の時代なら新聞沙汰になるくらい厳しい親でした。今でも実妹とはその話でよく盛り上がります。(笑)
厳しく躾けることがこの子のため、それが愛だと思っていたみたいです。(のちの親談)(笑)
親との会話は敬語ですし、板の間や玄関で朝まで正座させられるなんてことはよくあることでした。
もちろん、食事時もご飯のお残しも許されません。
おかげで風邪一つひかない健康優良児に育ちましたが、そんな健康優良児でも数年に一度、お熱を出して寝込むことがありました。
そんな時、いつも私の部屋の前に置かれるものがありました。
それが、プリンでした。
甘くほろ苦く、ほっぺたがキューんとするほど美味しかったプリン。
たまには病気をするのも良いもんだ、なんてまだまだ能天気な私でした。
それから数十年の時を経て、私がイギリスに留学をしたときのこと、単身での英国で、当然日本語を話せる人は皆無、とても不安で心細い毎日でした。
そんなある日、同級生だったブラジル人の友人が私にプリンを作ってくれました。
彼女自身も不安な毎日の中で作ってくれたプリンはとても温かく甘く、頬っぺたがキューんとしました。
頬っぺたをキューんとさせながら、なぜか今は亡き親のことを思い出し涙が止まらなかったこと覚えています。
枕元に置かれていたプリン、
英国でのプリン、
いつしかプリンは私の中で
大切な人を思いやる気持ち、優しさの代名詞になっていきました。
大切な人には良いものを、
北澤スイーツの思いです。
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owner pâtissier :北澤 由美(大田区のマスコットはねぴょんと)
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